(はじめに)
 このサイトは、松江カツライスの地域食としての認知を深める事を目的とし、その歴史や現状をご紹介すると同時に、それに付随して、全国にあるライスの上にカツを乗せる食べ物の紹介とその歴史の究明を試み、紹介をするものです。
 ただ、コンテンツが膨大なものとなり、検証に多くの時間を要するため、完成までの道のりは遠く、恐らく、サグラダ・ファミリア並のスローテンポでゆっくり完成に近づけて行くことになると思われます。永久に工事中の穴だらけのコンテンツになりますが、どうか大目に見てやっていただければと思います。

松江カツライスとは

島根県の東部、東は安来市から西は大田市にかけて南は横田町にかけて「カツライス」というメニューが見られます。

カツカレーのカレーがデミグラソースに変わったような食べ物です。しかし、このような食べ物が全国的に見るとごく限られた場所でしか見られない事を知らない島根県民も多いのではないでしょうか。島根県東部で提供されるカツライスには意外と古くからの歴史があります。後述しますが、恐らく戦前に関西より松江に伝わりその後県内に広まったものだと思われます。ここでは島根県で提供されるカツライスを「松江カツライス」としてその全容に迫るとともに広く認知が広がることを目的とします。

 

一般的に島根県のカツライスは以下のような特徴があります。

・ライスの上にカツが乗りそこにデミグラソース※がかけられワンプレートで提供される。

・箸やスプーンではなくフォークで食べる場合が多い。

・ワンプレート上にサラダやパスタが添えられる場合がある。

・金属のプレートで提供される場合があり松江市民はそれに郷愁を覚える。

※デミソース以外にミートソース、ケチャップ、とんかつソースの場合がある。